「軽・快・走——AE86」
パンダトレノのツートンカラーが峠のコーナーに消えていくとき、エンジン音だけが山に残った。1983年に生まれたトヨタAE86型は、1587ccで128馬力という数字より、FRの軽い身のこなしで走り屋たちの心を射抜いた。4A-GEUエンジンが高回転で唸る感触、シフトを入れた瞬間の応答の素直さ。カローラレビンとスプリンタートレノ、どちらを選ぶかで友達と夜中まで議論した時代があった。後に『頭文字D』の藤原拓海が乗ることで神話になったが、伝説はその前からとっくに始まっていた。あのハチロクで走った道は、今もどこかに続いている気がする。
トヨタ AE86 ハチロク (カローラレビン/スプリンタートレノ)とは。 トヨタAE86型(ハチロク)とは、トヨタ自動車が1983年から1987年にかけて製造・販売した後輪駆動(FR)の軽量スポーツクーペで、カローラレビン(AE86)とスプリンタートレノ(AE86)の2車種の総称である。高回転型エンジン「4A-GEU」と軽量FRシャシーを特徴とし、日本の走り屋文化を象徴する車種として知られる。
「トヨタ AE86 ハチロク (カローラレビン/スプリンタートレノ)」を他のサービスで
A. 1983年に発売開始、1987年に生産終了。製造期間は約4年間。
A. 基本的なメカニズムは共通で、主な外観の差はヘッドライト。レビンは固定式、トレノはリトラクタブル(格納式)ヘッドライトを採用する。販売チャネルも異なっていた(レビンはトヨタ店、トレノはカローラ店)。
A. 後継のAE92型(1987年〜)からカローラシリーズはFF(前輪駆動)に移行したため、FRレイアウトを持つカローラ系スポーツモデルはAE86が最後となった。
A. 主人公の藤原拓海。白黒ツートン(パンダカラー)のスプリンタートレノ(AE86)で群馬の秋名山(架空)を走る設定。
A. トヨタ自動車とヤマハ発動機の共同開発による直列4気筒DOHC 16バルブエンジン。高回転特性に優れ、128PS(日本仕様)を発揮した。
A. スプリンタートレノ(AE86)の白と黒のツートンカラー仕様の通称。『頭文字D』主人公・藤原拓海の愛車として特に広く知られる。
A. しげの秀一による峠のストリートレースを題材にした漫画・アニメ作品。1995年に講談社・週刊ヤングマガジンで連載開始。主人公の藤原拓海がAE86で各地の峠最速伝説に挑む。
Q. トヨタ86(ZN6)とAE86の違いは?
A. ZN6型「86」は2012年発売の別設計モデルで、スバルBRZ(ZC6)と共同開発されたFRスポーツカー。車名のみがAE86をオマージュしており、メカニズムは全く異なる。
Q. 1980年代の国産FRスポーツクーペには他にどんな車があったか?
A. 同時代の国産FRスポーツとして、日産シルビア(S12/S13型)、マツダRX-7(FC型)、トヨタスープラ(A60型)などが存在した。
Q. AE86の「AE86」という型式の意味は?
A. 「A」はエンジン系列(A型)、「E」はカローラシリーズを示し、「86」はボディバリエーションコード。カローラE80シリーズの中の1グレードを指す。
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