「ドライブが、変わる。」
1994年秋にホンダが送り出した初代オデッセイは、「ミニバンなのにスポーティ」という矛盾を平然とやってのけた車だった。低い床、スッと開くスライドドア、セダンの感覚で走れるシャシー──カタログを見ながら父親が何度も「これは違う」と繰り返していた。助手席で聴いていたFMラジオ、後部座席で膝の上に広げた道路地図、サービスエリアで食べたソフトクリーム。オデッセイが象徴したのは、RVブームという時代の気分だけじゃなく、週末に家族で遠くへ行ける豊かさそのものだったような気がする。あなたの家にも、あの時代の「家族の車」があっただろうか。
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