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「パーマン、セット!」
パーマン(新)
マスクを被った瞬間、ただの小学生が空を飛べる存在になる。藤子不二雄が生んだパーマンは、等身大の弱さを持ったままヒーローになる不思議を見せてくれた。須羽ミツ夫は成績も運動もパッとしないのに、バードマンから選ばれてしまった——その理不尽さが、どこか自分と重なった。コピーロボットで身代わりを作って学校に行かせ、ブービーと空を駆け回り、パーカーに袖を通してマントをはためかせる。「正体がバレたら脳を改造される」という設定は子供心に本当に怖く、夢で見た人もいるかもしれない。1983年の新アニメ版で声を聞いた瞬間、世界は少しだけ空に近くなった気がした。
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