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「ぼくドラえもん。」
ドラえもん(新)
2005年4月の朝、テレビから聞こえてきたドラえもんの声が、26年間染みついた大山のぶ代じゃなかった。水田わさびの声に違和感を覚えながらも、画面の中ではのび太が相変わらずテストで0点を取り、ドラえもんが四次元ポケットから道具を出していた。「どこでもドア」を開ける音、しずかちゃんのお風呂に飛び込むジャイアン、スネ夫の自慢話——物語の骨格はちっとも変わっていなかった。最初の違和感がいつの間にか薄れて、気づけばちゃんと笑っている自分がいた。声は変わっても、あの世界はずっとそこにある。
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