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「体を取り戻すまで、旅は終わらない。」
どろろ
48の魔物に身体の各部位を奪われて生まれた少年・百鬼丸と、ちびの泥棒・どろろ。手塚治虫が1967年から描き始めたこの物語は、少年漫画の皮を被った業と宿命の叙事詩だった。翌1968年にはモノクロアニメが放送され、暗く荒涼とした作画と、命を奪い合う場面の連続が子どもたちに奇妙な興奮と恐怖をもたらした。手足の代わりに武器が宿る百鬼丸の孤独、人間でも妖怪でもない曖昧な境界。2019年のMAPPAによるリメイクが新世代を震わせたのも、その問いの芯が変わっていなかったからだろう。あの剣の音を、あなたは今も耳の奥で聞けるか。
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