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「生きることは、燃えることだ」
火の鳥
黎明編のヤマトタケル、未来編の宇宙を漂うマサト、鳳凰編の我王と茂吉——どの章を開いても、そこには命を懸けて何かを求める人間がいた。手塚治虫が生涯かけて描き続けた『火の鳥』は、不死の鳥の血をめぐる物語でありながら、読み終えるたびに「なぜ生きるのか」という問いが静かに残る。コミックスを重ねた本棚の感触、ページをめくるたびに変わる時代の空気。太陽のように燃える翼の赤が、少年少女の目の奥に焼きついた。あなたはどの章で、初めて死というものを考えた?
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