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「社長、大変です!」
社長シリーズ
森繁久弥が演じる社長は、いつも騒動の中心にいた。三木のり平が作りだすとぼけた空気、小林桂樹や加東大介が巻き込まれていくドタバタ——東宝が1956年から1970年まで作り続けた社長シリーズ全33作は、高度経済成長期のサラリーマン文化そのものだった。接待ゴルフ、温泉旅行、会社の派閥争い。笑いながら見ていた父親の横顔に、あの時代のニッポンの疲れと活気が滲んでいた。映画館の暗がりの中で起きた爆笑の記憶、あなたの家では誰がいちばん声を上げて笑っていたか。
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