Index No.
「レオ、立て!負けるな!」
ウルトラマンレオ
おおとりゲンは最初から強くなかった。モロボシ・ダンの鬼のような特訓に何度も倒れながら、それでも立ち上がる姿が画面に焼きついている。ウルトラシリーズの中でも異質なほどに痛みが描かれた物語——仲間を失い、街が壊され、それでも戦う理由を探す主人公。レオキックが炸裂する瞬間の爽快感よりも、ゲンが砂浜で泥だらけになって起き上がるシーンのほうが、不思議と長く記憶に残っている。ヒーローが傷つく姿を初めて直視した、あのころのことを。
まだ録音はありません。