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「ぶっちぎりで行こうぜ。」
横浜銀蠅的ファッション
短ランの裾を翻し、ボンタンのシルエットを路地に引きながら歩く。リーゼントに整髪料を盛って、鏡の前で何度も確認したあの朝。横浜銀蝿が「ぶっちぎりRock'n Roll」を鳴らした頃、学校の廊下には独自の美学で武装した少年たちがいた。白いタオルを後ろポケットに差し、スカジャンの刺繍を誰よりも目立つ柄にこだわる。校門で教師に制服の丈を測られ、ひと悶着あってから始まる一日。ファッションは反抗の言語だった——「俺たちのルールで生きる」という、声にならない宣言。あの頃の自分が何と戦っていたか、もう少しだけ思い出せそうな気がする。
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