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「なんてったってアイドル」
小泉今日子
「キョンキョン」と呼ばれた頃から、彼女はどこか普通のアイドルと違った。ショートカットにして、自分でアイドルを笑い飛ばして、それでも誰より輝いていた。「学園天国」のイントロで体が動いて、「あなたに会えてよかった」で胸が締まった。CDを買うために並んで、歌番組の録画を何度も巻き戻した。時代が変わるたびに姿を変えながら、でも芯の部分はずっとブレなかった。雑誌の切り抜きをクリアファイルに挟んでいた人も、ただ歌が好きだった人も——小泉今日子という存在が、あの時代の空気をそのまま体現していた。
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