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「これが、最後になるかもしれない。」
ファイナルファンタジー
1987年12月18日、スクウェアは文字通り社運を賭けた一本をファミコンに送り込んだ。4人の光の戦士が、クリスタルの光を取り戻す旅——そのタイトルが『ファイナルファンタジー』。植松伸夫の音楽がカートリッジから流れ出した瞬間、それまでのRPGとは違う何かがそこにあるとわかった。飛空艇で雲の上に出たときの解放感、プレルードの旋律が部屋に満ちる夜の静けさ。ドラゴンクエストとは異なる、SF的な世界観と重厚なドラマ。「もしかしてこれ、本当に最後の作品だったら……」なんて思いながらプレイした人はいないだろうが、あの一作が始まりだったことは、今だから確かにわかる。
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