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「ワカワカワカ……」
パックマン
薄暗いゲームセンターに響く、あの独特の咀嚼音。1980年、ナムコが放った黄色い円形のキャラクターは迷路をひたすら食べ続け、気づけば世界を席巻していた。パワーエサをひとつ食べた瞬間だけ、追われる側と追う側が逆転する——その一瞬のカタルシスのためにコインを何枚も投じた。ピンキー、インキー、ブリンキー、クライド。4匹のゴーストにはそれぞれ名前があり、それぞれ異なる動きがあることを知った時の興奮。256面に現れるバグ画面を見た者は伝説になれた。シンプルなルールの奥に無限の深さを隠したあのゲームは、今も誰かのどこかで鳴り続けている。
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