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「闘争か、恋愛か。」
ベビーブーム世代の青春
1947〜49年生まれの「団塊の世代」が十代後半から二十代を迎えた1960年代末、世界は同時多発的に揺れていた。全共闘のヘルメット、グループサウンズのエレキギター、ツイッギーが広めたミニスカート。ザ・タイガースの「花の首飾り」が流れる喫茶店で、ベトナム反戦のビラが配られていた。誰もが「今の自分たちが時代を作っている」という確信と不安を同時に抱えていた。高校の教室も、渋谷の路上も、日比谷野音も——全部が同じ熱量でつながっていた気がする。あの過密な青春の密度は、後の世代には再現できない何かだった。
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