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「ファミコンやろうぜ。」
ファミコン(おもちゃとして)
1983年7月15日、14,800円の赤白いあの箱が日本中の居間を変えた。クリスマスの朝、ツリーの下に置かれた包みがあの形だったときの高揚感。友達の家に『ドンキーコング』や『マリオブラザーズ』のカセットを持ち寄り、畳に腹ばいになって交代でコントローラーを握る。IIコンのマイクに向かって「ピカピカ」と叫んでみる謎の儀式。本体が熱を持つほど遊び続けて、気づいたら夕暮れ。ファミコンは、友達の家に行く理由であり、お年玉の行き先であり、子供同士の共通言語だった。
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