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ピンキーとキラーズ
1968年の夏、「恋の季節」が流れると街の空気が変わった。今陽子の声は甘くて、でもどこか切なくて——グループサウンズが轟音を鳴らしていた時代に、ピンキーとキラーズのボサノヴァは異質なほど涼しげに響いた。デビューシングルがいきなりミリオンを超え、続く「涙の季節」「七色のしあわせ」と、ピンキーの笑顔が雑誌の表紙を飾り続けた。男女混成のメンバー編成も、当時の歌謡シーンには新鮮だった。昭和43年——あのメロディーを聴くと、どこかの夏の夕暮れが唐突によみがえる人は多いはず。
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