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「森と泉に囲まれて」
ジャッキー吉川とブルーコメッツ
1967年の日本レコード大賞の夜、グループサウンズのバンドが初めてその賞を手にした。「ブルー・シャトウ」——森と泉に囲まれた、あの幻想的なメロディは、ザ・タイガースでもザ・テンプターズでもなく、ジャッキー吉川とブルー・コメッツのものだった。揃いのスーツでステージに並び、井上忠夫のサックスとフルート、三原綱木のギター、小田啓義のオルガン——洗練された演奏でGS戦国時代を駆け抜けた。1957年結成のロックコンボを母体に、ブルコメと呼ばれて愛されたバンドのあの夜の輝きを、覚えている人はどんなラジオで聴いていたのだろう。
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