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「目がまわるほど、生きていた。」
サイケデリック柄
渦巻く同心円、毒々しいほど鮮やかなオレンジとグリーン、ぐにゃりと歪む格子——サイケデリック柄を一度見たら、もう普通の無地には戻れなかった。ビートルズが『サージェント・ペパーズ』を出した1967年、その波は半年遅れで日本の若者のワードローブに到達する。新宿の輸入雑貨屋の店先、渋谷のレコード屋のポスター、少女雑誌の付録シール——原色の渦は至るところに滲み出した。ジャニス・ジョプリンでも、はっぴいえんどでも、あの柄が背景にあるだけで空気が変わった。目がチカチカするのに目を離せない。あの感覚をあなたはまだ覚えているか。
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