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「犬の魂が、ページから吠えていた。」
銀牙 -流れ星 銀-
週刊少年ジャンプのページをめくる手が、あるページで止まった。秋田犬の仔犬・銀が、巨大な羆・赤カブトに怯えることなく向かっていく。高橋よしひろが描く犬の表情には、人間の漫画に引けを取らない感情の密度があった。ベンの老いた背中、ジョンが命を懸けて仲間を守るシーン——「犬の話」と侮っていた読者ほど、気づけば泣いていた。1986年のアニメ版では北欧でも熱狂的なファンを生み、今も「GINGA」の名で語り継がれる。山と雪と犬たちの叫び声が、今でも鮮明に蘇る人がいるはずだ。
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