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「ただじゃおかねえぞ。」
くにおくんシリーズ
筐体に並んで100円玉を握りしめた、あの放課後。「熱血硬派くにおくん」の画面の中で、くにおは理不尽な暴力に拳で答えた。ベルトスクロールの奥へ奥へと進むたびに、隣の友達と肩が触れる。「ダウンタウン熱血物語」の自由なマップ探索、「熱血高校ドッジボール部」の爆笑必殺技、そして「ダウンタウン熱血行進曲」の4人対戦——コントローラーを誰が持つかで本気の言い合いになった。運動会も時代劇も野球もぜんぶ飲み込む節操のなさが、むしろ最高だった。くにおくんのドットの目が、ちゃんと怒っていた。
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