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「よし、やれ。」
西部警察
渡哲也が低く言い放つ、たった四文字。それだけで画面の向こうで車が爆発し、ビルが崩れ、炎が上がった。大門軍団——舘ひろし、苅谷俊介、峰竜太——それぞれが個性を持ち、石原プロの本気がスクリーンから溢れていた。1979年から始まったこのシリーズのロケ地の街が本当に壊れているのでは、と子供心に思った。日曜夜のあの緊張感と興奮は、翌日の学校で必ず話題になった。カースタントの煙の匂いまで想像できた、テレビが一番大きく見えていた時代の記憶。
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