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「心配御無用!」
秀吉
1996年のNHK大河ドラマ。竹中直人が全身で演じた豊臣秀吉は、泣きながら笑い、笑いながら怒る──それまでのどんな秀吉像とも違う生き物だった。草履取り、墨俣の一夜城、信長への忠義と裏切りの狭間。「心配御無用!」の一言が飛び出すたび、日曜夜のお茶の間に笑いと安堵が広がった。平均視聴率30.5%という数字より、あの竹中直人の目の輝きのほうが鮮明に残っている人も多いはず。バブルが弾けて、世の中が重くなりはじめた頃に、あのエネルギーはどこから来ていたのだろう。
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