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「仲間は死んだら戻らない。」
ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣
1990年、ファミコンのカセットが突き付けてきたのは「取り返しのつかない選択」だった。ナバールを口説き落とした達成感、シーダがマルスに語りかけるテキストをじっくり読んだ夜。そしてうっかり増援の前に進めたオグマが、次のターンには消えていた──リセットするか、そのまま進むか。あの葛藤はファミコンの画面から生まれた本物の感情だった。グルニアの城に差し込む戦場の緊張、チキとファルシオンの重さ。シミュレーションRPGというジャンルの扉を開けたのはマルス王子で、その鍵を握る指は小学生の自分の手だった。
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