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「撮りっきりコニカ、じゃなくて写ルンです。」
写ルンです
黄色と緑のパッケージを破って、フィルムを巻き上げるカリカリという音。ファインダーの小さな四角に友達を押し込んで、27枚の重みを指で数えながらシャッターを押した。修学旅行の夜、枕投げの合間に焚いたフラッシュ。現像に出して一週間、プリントの袋を開ける瞬間の、あの指先のためらい。ピンボケも逆光も、全部そのまま思い出になった。引き出しの奥、まだあの黄色い箱が眠っていないだろうか。
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