Index No.
「ヒット!自己申告でお願いします。」
サバゲー
迷彩服に身を包み、ゴーグルを曇らせながら草むらに伏せる。BB弾が耳元をかすめる乾いた音、息を殺して物陰を移動する足音、無線越しに届くチームメイトの声。装備を揃えることそのものが楽しくて、東京マルイのカタログをボロボロになるまで読み込んだ。ヒットされたら自分で手を上げる──その紳士協定がゲームの品位を保っていた。映画のワンシーンに自分を放り込んだような非日常が、休日の公園やフィールドに広がっていた。あの泥と火薬の匂いを知っている人には、説明など要らない。
まだ録音はありません。