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「ダーリン!」
うる星やつら
電撃と共に飛び込んでくる虎縞ビキニの宇宙人に、誰もが一瞬で撃ち抜かれた。高橋留美子が1978年から少年サンデーで描いた『うる星やつら』は、SFとラブコメとナンセンスを鍋ごとひっくり返したような作品だった。諸星あたるのどうしようもない浮気性と、それでもダーリン一筋なラムちゃんのアンバランスな関係。メガネが暗躍し、サクラが呪い、テンちゃんが火を吐く友引町の日常。押井守が監督したアニメ版は原作とは別の混沌を生み出し、「ビューティフル・ドリーマー」は今も語り継がれる。あの町の文化祭の喧騒、夏の夜の縁側、ラムちゃんの角が光る瞬間——友引町の祭りはまだ終わっていない気がする。
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