Index No.
58890′s · お菓子・食べ物
1992平成4年
「10円で買える、最初の一噛み。」
10円ガム
──Liner Notes / 本書について──
マルカワのフーセンガムは、ザラついた砂糖コーティングが溶けた瞬間だけが全てだった。オレンジ、イチゴ、メロン──丸川製菓の色とりどりの小粒は、駄菓子屋のガラスケースの中で宝石みたいに並んでいた。甘さが抜けるまでせいぜい30秒。それでも10円玉一枚分の幸せとして十分すぎた。当たり付きのガムを恐る恐る開けて、「もう一個」の文字を確認したときの小さな勝利感。財布の中の10円玉を数えながら駄菓子屋の暖簾をくぐったあの感覚は、値段では絶対に測れない。
──Tracks / 収録曲──
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