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「漫画は読むものだ、毎週」
少年サンデー創刊
昭和34年3月17日、少年サンデーと少年マガジンが同じ日に産声を上げた。小学館が世に放ったサンデー創刊号の巻頭には、手塚治虫の「スリル博士」と長嶋茂雄のグラビア。藤子不二雄、赤塚不二夫、石ノ森章太郎——のちに伝説になる名前たちが、まだ荒削りな線を引きながらページを埋めていた。水曜日の朝、書店の店先に積み上げられた背表紙を探して駆け込んだ記憶。あの紙のざらりとした手触りと、インクの匂いのなかに、日本の漫画文化の原点がある。
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