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「脆いのは欠点じゃないかもしれない。」
宝石の国
月刊アフタヌーンのページを繰ると、翡翠色の瞳をしたフォスフォフィライトが退屈そうに寝そべっていた。市川春子の線は静かで、でも一コマ一コマに奇妙な重力があった。2017年のアニメ化でオレンジがCGで動かした宝石たちは、砕けるたびに何かを失っていって、それが美しいほど胸が痛かった。月人とは何か、先生は何を知っているのか——問いが積み重なるほど、答えから遠ざかる感覚。キャラクターの名前がそのまま鉱物の名前で、夜に鉱物図鑑を調べ始めた人は一人じゃないはず。
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