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「もう1回だけ」
ツムツム
ミッキーの顔をなぞる指が、気づけば一時間止まらない。スキルゲージが満タンになる直前の、あの緊張と解放。ハートが切れると友達に送って、送り返されるのをそわそわ待った。ミニーやスティッチ、ツムたちの丸っこいシルエットが画面を埋め尽くしていくあの快感は、「どうしてこんなにやめられないんだろう」と思いながらもやめられなかった。通勤電車、ランチの10分、寝る前のひとときに——スマホの熱さと指先のつる感が、2017年ごろの日常を思い出させる。ハイスコアを更新したあの日のランキング画面、今でも思い出せる人はいるだろうか。
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