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「バスケがしたいです」
バスケBリーグ
アリーナの照明が落ちて、DJの低音が体に響いてきたとき——これはNBAのアメリカじゃなく、地元の会場だと気づく感覚が新鮮だった。2016年秋に開幕したBリーグは、田臥勇太の指先から放たれるノールックパスと、比江島慎のドライブで突き破るペイントエリアの景色を、スタンドのすぐそこに届けた。チームカラーのユニフォームを着たファンの声援がゴール下まで届き、バスケが「観るスポーツ」として根を張り始めた手応えを、あの熱気の中で確かに感じた人がいるはずだ。地元チームの名前を声に出して応援した、あの夜のことを。
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