「タダでゲームができる、は本当だった。」
R4というカードをDSのスロットに挿すだけで、何十本ものゲームが入っていた。2006年から2008年ごろ、小中学生の間でマジコンはあっという間に広まった。「持ってる?」と聞くときの声の小ささと、「持ってる」と答えるときの誇らしさ。でも正規のソフトを棚から引っ張り出してパッケージを眺めるあの感覚とは、何かが決定的に違った。任天堂が法廷で戦い、輸入差し止めが認められたのは2009年。ゲームを作った誰かのことをまったく考えなかったあの頃と、それを少し知った今とのあいだには、ずいぶん時間が流れた。
マジコン問題とは。 マジコンとは、テレビゲームのゲームソフトをコピー(複製・バックアップ)したり、そのコピーやイメージファイルをゲーム機で起動させるための機器の総称である。主にニンテンドーDS向けのフラッシュカード型製品が2000年代後半に広く普及し、著作権侵害の温床として社会問題化した。
「マジコン問題」を他のサービスで
A. ゲームソフトをコピーしたデータやROMイメージをゲーム機上で起動させるための機器の総称。ニンテンドーDS向けのR4カードが特に広く知られた。
A. 2006年ごろから普及が始まり、2008年前後に利用のピークを迎えた。小中学生を中心に広まった。
A. ニンテンドーDSのゲームカードスロットに挿入して使うフラッシュカード型のマジコンで、当時最も普及した製品の一つ。
A. 任天堂ほかゲームメーカー各社が輸入業者を提訴し、2009年に東京地方裁判所がマジコンの輸入・販売差し止めを認める判決を勝ち取った。
A. ゲームソフトを無断で複製・配布して起動することは著作権法に抵触するため、ゲームメーカーの収益を損なう行為として法的・社会的に問題視された。
Q. ニンテンドーDSとはどんなゲーム機ですか?
A. 任天堂が2004年に発売した携帯型ゲーム機。二画面(下画面はタッチスクリーン)を特徴とし、マジコン問題の主な対象ハードとなった。
Q. ゲームソフトの著作権侵害とはどういうことですか?
A. ゲームソフトを権利者の許可なく複製・配布・起動させる行為で、著作権法違反にあたる。マジコンはその手段として問題視された。
Q. 2000年代に流行した子どもの遊びには他に何がありましたか?
A. ニンテンドーDS本体を使った「すれちがい通信」や、遊戯王カード・ベイブレードなども同時期に小中学生の間で流行した。
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