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「愛ゆえに戦い、愛ゆえに苦しむ。」
ダイモス
長浜忠夫監督のロマンロボシリーズは毎回泣かせにきたが、『闘将ダイモス』はとりわけ容赦がなかった。空手の蹴りでロボットを操る竜崎一矢と、地球侵略軍の王女エリカ——ふたりが惹かれ合うほど、物語は残酷な方向へ転がっていく。土曜の夕方、夕日の差し込むリビングで観ていた。エリカの声が震えるたびに画面から目を逸らしたくなるのに、逸らせなかった。子供向けアニメが「敵の姫に恋をする主人公」を真正面から描いた、あの時代の大胆さ。一矢とエリカの名前を、今もすぐ思い出せる人がいるはずだ。
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