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「ファイト!闘う君の唄を、闘わない奴等が笑うだろう」
中島みゆき
中島みゆきの声は、慰めてくれるのではなく、ただそこに座って一緒にいてくれるような声だった。「わかれうた」がラジオから流れた深夜、「時代」のメロディが霧の中を走るように響いた朝——傷ついた夜にだけ本当の意味が染み込んでくる歌がある。「糸」で誰かの結婚式を思い出し、「地上の星」でプロジェクトXの語りを思い出す。デビューから半世紀近く、みゆきの詩は人間の弱い部分を責めずに照らし続けている。あなたの一番しんどかった夜に、どの曲が流れていたか『空と君のあいだに』のイントロ、「家なき子」の重苦しいエンディングが流れ始めるとき——あの一曲を思い出した人は多いはず。
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