「軽なのに、広い。」
それまでの軽自動車は、狭くて当たり前だった。1993年にスズキが出したワゴンRは、その「当たり前」を背の高いボディごと吹き飛ばした。助手席に乗り込んで天井を見上げたときの、あの意外なゆとりの感覚——お母さんが幼稚園の送迎に使い、おばあちゃんがスーパーに乗っていき、やがて若者の初めての一台にもなった。白や赤やシルバーのワゴンRが、住宅街の細い路地にも、コンビニの駐車場にも当然のように止まっていた風景。日本の「ちょうどいい」を形にした一台が、軽自動車の地図を塗り替えた。あなたの家にも、一度はあったのではないか。
スズキ ワゴンR 初代とは。 スズキ ワゴンR 初代とは、スズキが1993年9月に発売した軽トールワゴンであり、全高を高く取ることで軽自動車の弱点だった室内の狭さを克服し、軽自動車市場に「トールワゴン」というカテゴリーを定着させたモデルである。
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A. 1993年(平成5年)9月3日に発売された。
A. 1998年10月に生産を終了し、2代目へフルモデルチェンジした。初代の累計販売台数は約90万台。
A. 1993〜94年の RJCニューカー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
A. 1996年4月15日に特別仕様車「FXリミテッド」として初の5ドアモデルが登場し、同年8月のマイナーチェンジでカタログモデルとなった。
A. 発売当初はF6A型657cc直列3気筒SOHCのみ。1997年のマイナーチェンジでK6A型658cc直列3気筒DOHCエンジンが一部グレードに追加された。
A. ダイハツ・ムーヴやホンダ・ライフ(2代目)など、ワゴンRの成功を受けて各社が類似の軽トールワゴンを投入した。
A. ダイハツが1995年に発売した軽トールワゴン。ワゴンRの対抗車種として登場し、軽トールワゴン市場を二分した。
A. スズキ・ワゴンRのOEM供給を受けてマツダが販売した軽トールワゴン。初代はワゴンR初代がベース。
Q. RJCニューカー・オブ・ザ・イヤーとは?
A. 日本自動車研究者・ジャーナリスト会議(RJC)が選定する自動車賞。ワゴンRは1993〜94年度に受賞した。
Q. 軽自動車の排気量規格が660ccになったのはいつか?
A. 1990年の規格改正により、軽自動車の排気量上限が550ccから660ccに引き上げられた。ワゴンR初代はこの新規格下で登場した。
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