Index No.
「チョべリバ。」
コギャル
渋谷のセンター街、日焼けした肌に巻いたルーズソックス、プリクラ機の前の行列——あの空気は他のどこにもなかった。eggの表紙を飾るカリスマギャルの顔を見ながら、地方の女子高生がルーズソックスの重ね履きを研究していた。ポケベルに打ち込む数字の暗号、パラパラのステップを覚えるために巻き戻したVHS。「チョベリグ」「チョベリバ」は大人には通じなくて、だからこそ合言葉になった。あのエネルギーは反抗でも迷走でもなく、自分たちだけの美学だったのかもしれない。渋谷の喧騒と日焼け止めの匂いを、どこかで覚えている人はいる。
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