1985年(昭和60年)生まれ/丑年(うし)/今年で41歳になる世代 / 団塊ジュニア後/プレッシャー世代
日航ジャンボ機が御巣鷹山に墜ち、つくばで科学万博が開かれ、ファミコンに『スーパーマリオブラザーズ』が登場した年。
| 西暦 | 1985年 |
|---|---|
| 和暦 | 昭和60年 |
| 干支 | 丑年(うし) |
| 今年の年齢 | 41歳(誕生日前なら40歳) |
| 小学校入学 | 1991年(6歳) |
| 小学校卒業 | 1997年(12歳) |
| 中学校卒業 | 2000年(15歳) |
| 高校卒業 | 2003年(18歳) |
| 二十歳 | 2005年 |
| 大学卒業 (4年制) | 2007年(22歳) |
1985年(昭和60年)は、円高と国際協調の転換点となった年だった。9月22日のプラザ合意でG5各国がドル高是正に合意し、円は1ドル=240円台から年末には200円近くまで急伸、後のバブル景気の遠因となる金融緩和が始動した。4月にはNTTと日本たばこ産業が民営化され、戦後の専売・公社体制が解体に向かう一年でもあった。
8月12日、日本航空123便が群馬県御巣鷹の尾根に墜落し520人が死亡、単独機としては当時史上最悪の航空事故となった。3月17日からは茨城県つくばで国際科学技術博覧会(科学万博)が開かれ、半年で約2,000万人を集めた。プロ野球では阪神タイガースが21年ぶりのリーグ優勝と球団史上初の日本一を達成し、バックスクリーン3連発と道頓堀のカーネル・サンダース投げ込みが語り草になった。
文化ではファミコンソフト『スーパーマリオブラザーズ』が9月13日に発売されハードごと爆発的に普及、家庭の遊びの中心が一気に置き換わった。映画は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が冬に日本公開、テレビでは『おニャン子クラブ』が『夕やけニャンニャン』から登場し、中森明菜『ミ・アモーレ』、チェッカーズや少年隊が歌謡曲のチャートを賑わせた。男女雇用機会均等法が5月に成立し、女性の働き方をめぐる議論が本格化した年でもある。
▼ 主な出来事
▼ この年の流行語・キーワード
小学生時代(1991〜1997年)は、バブル崩壊とジャンプ黄金期後半が重なった時期。1992年に株価と地価の下落が誰の目にも明らかになり、教室の景色は変わらないまま、親世代の会話に「リストラ」という言葉が混じるようになった。1995年1月17日の阪神・淡路大震災、3月20日の地下鉄サリン事件は、子供のニュース体験を一変させた出来事として記憶された。
遊びの中心はゲームとマンガで、1991年にゲームセンターで『ストリートファイターII』が稼働、家庭ではスーパーファミコンの『ドラゴンクエストV』『クロノ・トリガー』『ロマンシング サ・ガ』が定番だった。1994年12月にPlayStation、同年11月にセガサターンが発売され、家庭用ゲームが3Dへ移行。1996年2月には『ポケットモンスター 赤・緑』がゲームボーイで発売され、小学校高学年の通信ケーブル交換が日課になった。
テレビは『ちびまる子ちゃん』『クレヨンしんちゃん』が日曜夕方の定位置を占め、ジャンプでは『SLAM DUNK』『幽☆遊☆白書』『るろうに剣心』が並走、1995年秋には『新世紀エヴァンゲリオン』がテレビ東京で放送開始した。音楽はMr.Children、スピッツ、小室哲哉プロデュース勢、安室奈美恵が街とテレビを覆い、コギャル・ルーズソックス・プリクラ(1995年登場)が小学校高学年の語彙に流れ込んだ。
▼ このころのインデックス
中学生時代(1998〜2000年)は、戦後型の経済・通信が一気に書き換わる時期と重なった。1997年11月の山一證券・北海道拓殖銀行の破綻を経て、1998年は金融再編と就職氷河期の本格化が日常のニュースになった。2月には長野オリンピックが開かれ、原田雅彦らのジャンプ団体金、清水宏保の500m金が記憶された一方、和歌山毒物カレー事件が夏の空気を覆った。
通信と音楽の風景も変わった。1999年2月にNTTドコモが『iモード』を開始し、携帯電話がメール端末として中学生にも届く距離になった。音楽では宇多田ヒカル『First Love』(1999年3月)が国内シングルアルバム史上の販売記録を更新、モーニング娘。『LOVEマシーン』、B'z、Every Little Thing、SPEED、aikoがチャートに並んだ。マンガ・アニメは『ONE PIECE』(1997年連載開始)、『HUNTER×HUNTER』、『遊☆戯☆王』のアニメ放送、ハイパーヨーヨーやトレーディングカードが教室に持ち込まれた。
▼ このころのインデックス
高校生時代(2001〜2003年)は、世界の安全観と日本の構造が同時に揺さぶられた時期だった。2001年4月に小泉純一郎内閣が発足し「聖域なき構造改革」「米百俵」を掲げ、9月11日のアメリカ同時多発テロを日本の高校生も深夜の生中継で目撃した。2003年3月にはイラク戦争が始まり、自衛隊の海外派遣が政治の主題になった。
文化ではスタジオジブリ『千と千尋の神隠し』(2001年7月)が興行収入300億円を超え、ハリー・ポッター映画、『ファイナルファンタジーX』、『太鼓の達人』『遊戯王カード』が高校生の遊びを占めた。スポーツではイチローが2001年にメジャーリーグ新人王・首位打者・MVPを獲得、2002年にはサッカー日韓ワールドカップが開催され、教室のテレビ観戦が日常化した。3月にはユニバーサル・スタジオ・ジャパンが大阪に開業、修学旅行の行き先地図が更新された。
▼ このころのインデックス
二十歳前後(2004〜2007年)は、ネットと携帯の使い方が成熟し、就職環境がやや改善した時期と重なった。2004年10月の新潟県中越地震、2005年4月のJR福知山線脱線事故が大きな災害・事故として刻まれ、2005年9月の郵政選挙で小泉政権が圧勝、構造改革路線が一区切りを迎えた。2006年1月のライブドア事件と村上ファンド摘発は、ITベンチャー礼賛の空気を一変させた。
ネット文化は2ちゃんねるを土台に、2004年のmixi招待制ローンチ、2005年の『電車男』ヒット、2006年7月のニコニコ動画開始、2007年のYouTubeとTwitterの日本語化が続き、PCと携帯の役割が再編されていった。音楽はORANGE RANGE、BUMP OF CHICKEN、ASIAN KUNG-FU GENERATIONがロックの中心にあり、ゲームはニンテンドーDS(2004年12月)とPSP、2006年12月のWiiが家庭の風景を変えた。スポーツは2004年アテネ五輪で北島康介の100m・200m平泳ぎ二冠、野口みずきのマラソン金、2006年WBCでイチロー擁する日本代表が初代王者となり、社会人になった同世代の宴席で繰り返し話題になった。
▼ このころのインデックス
1984年に生まれた人物。学年では1年先輩にあたる人たち。
A. 1985年(昭和60年)生まれの方は、今年で41歳になります(誕生日を迎えていない場合は40歳)。
A. 1985年は昭和60年にあたります。
A. 1985年生まれは丑年(うし)です。
A. 標準的には小学校入学が1991年、中学校入学が1997年、高校入学が2000年、二十歳になるのが2005年です。
A. プラザ合意(9月22日)、NTT・JT民営化(4月1日)、つくば科学万博開催(3〜9月)、日本航空123便墜落事故(8月12日)、阪神タイガース21年ぶり優勝・初の日本一、『スーパーマリオブラザーズ』発売(9月13日)、男女雇用機会均等法成立(5月)、豊田商事会長刺殺事件(6月)。
A. 1991〜1997年にかけて、ストリートファイターII、ターミネーター2、ちびまる子ちゃん、ポンキッキーズ、逢いたい時にあなたはいないなどが流行しました。
A. 2000〜2003年にかけて、9.11同時多発テロ、aiko、アメリカ同時多発テロ (9.11)、イチロー、キックボードなどが流行しました。
A. 1985年(昭和60年)生まれは一般に団塊ジュニア後/プレッシャー世代と呼ばれる年代に含まれます。