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「ばんそうこうを取っちゃだめ。」
三つ目がとおる
額の真ん中に貼られた一枚のばんそうこう。それが剥がれた瞬間、写楽保介の瞳は金色に輝き、温厚な少年は別の何かに変わる。手塚治虫が少年マガジンに描いたこの物語は、超能力でも冒険でもなく、「もうひとりの自分」への恐怖と好奇心を刺激した。和登サンが必死に止める声、古代文明の遺跡に差し込む光、暴走する三つ目族の記憶。ページをめくるたびに、知ってはいけないものを覗いているような気持ちになった。手塚SFの中でもひときわ異色の体温を持つ、あの作品の記憶。
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