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「俺は機械だ。だが、悪は許さない」
ロボット刑事
1973年、フジテレビの木曜夜7時に現れたロボット刑事・K。石ノ森章太郎が描いたのは、スーパーヒーローではなく、感情を持たないはずの機械が人間社会の中で揺れる存在だった。毎週の事件を追いながら、Kは少しずつ「正義」と「感情」の境界線に触れていく。特撮の画面越しに漂う重さは、仮面ライダーともロボコンとも違う、静かな緊張感だった。全26話という短さが、むしろその世界観を研ぎ澄ませた。銀色の無表情な顔に、なぜか人間らしさを見た——そんな不思議な記憶が残っている人は、きっと少なくない。
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