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「却下!」
ボキャブラ天国
タモリが眉ひとつ動かさず「却下」と言うたびに、スタジオも茶の間も笑いに包まれた。爆笑問題の太田が放つギリギリのダジャレ、ネプチューンの名倉が体を張るボケ、くりぃむしちゅーの上田のキレ味——今や第一線の顔ぶれが、まだ「キャブラー」として点数を競っていた。あのVTRの荒削りな質感と、採点ボードの数字が出る瞬間の緊張感。金曜深夜にテレビの前で笑い転げながら、「これ絶対面白い」と確信していた。90年代のお笑いの地図は、あのスタジオで少しずつ書き直されていた。
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