Index No.
29090′s · 場所・店
1937–2019平成2年
「函館駅前、棒二へ行ってくる。」
棒二森屋
──Liner Notes / 本書について──
若松町の交差点に立つと、必ずあのファサードが目に入った。函館市民にとって「ちょっと街に出る」とは、棒二森屋に行くことと同義だった。屋上遊園地の遊具の錆びた感触、食堂のお子様ランチに刺さった旗、エスカレーターの吹き抜けを上から見下ろした時のあの高揚感。七五三も入学前の洋服も、ここで選んでもらった。2019年1月31日、82年の歴史を閉じた日、函館駅前は何かひとつ、形のあるものを失った。港町の「ハレ」の記憶が、ビルごと胸の中に仕舞われた。
──Tracks / 収録曲──
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