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「王者の証明、ここにある。」
羽生結弦
ソチ五輪の夜、「パリの散歩道」のピアノが流れ出した瞬間から、テレビの前で息が止まった。19歳の羽生結弦が氷を蹴るたびに、画面の温度が変わるような気がした。金メダルが確定した後、リンクに降り注いだプーさんのぬいぐるみ。次の平昌では「SEIMEI」の和の旋律とともに、また世界を塗り替えた。4回転ループを人類で初めて成功させた日、実況アナウンサーの声が震えていた。勝敗を超えた「美しさ」という言葉を、フィギュアスケートで初めて実感した人は少なくない。あの演技を見た日、あなたはどこにいた。
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