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「ただの人間には興味ありません」
涼宮ハルヒの憂鬱
深夜アニメの常識が更新されたのは2006年の春だった。時系列をシャッフルした放送順、第一話で聴衆を黙らせた長門有希のギター、そしてエンディング「ハレ晴レユカイ」のダンスが教室で、部室で、動画サイトで次々と踊られた。涼宮ハルヒというキャラクターは傲慢でわがままなのに、スクリーンから目が離せなかった。キョンの皮肉まじりのモノローグが心地よくて、SOS団の活動記録を追いかけるうちに、自分もあの高校の廊下にいるような気がしてきた。「エンドレスエイト」で賛否が割れたあの夏さえも、今となっては語りたい記憶になっている。
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