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「姫でいいじゃん、一生。」
姫系
『小悪魔ageha』のページを開くたびに、ピンクとゴールドが目に飛び込んできた。フリルの重なったミニスカート、シャンデリアモチーフのネイル、ティアラを刺したアップヘア——姫系の美学は「盛れるだけ盛る」という一点において一切の妥協を許さなかった。部屋もロリータ調の白家具で統一して、ケータイはスワロフスキーで埋め尽くして、バッグにはクマのぬいぐるみのチャームをいくつもぶら下げる。キャバクラ文化と渋谷の若者文化が交差した独特の場所から生まれたこのスタイルは、「可愛い」を追求することへの、あの頃の真剣さそのものだった。
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