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「「駆け込み需要」って、要するに全力疾走だった。」
消費税増税
3月31日の深夜、スーパーの駐車場に車が列をなしていた。カートには洗剤、ビール、トイレットペーパー、電池——明日から値段が変わるというただそれだけの理由で、日本中が同じことをしていた夜。2014年4月の5%から8%への増税は、消費税が「生活の体感」として刻まれた最初の瞬間かもしれない。レジの画面に映る8という数字、財布の中でじゃりじゃり増えた1円玉、イートインの席に座るたびに「これ課税?」と考えた妙な習慣。軽減税率が始まってからは、コンビニのホットスナックの扱いに本気で悩んだ。あの「あと何時間」の感覚を、どこかまだ覚えている。
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