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「怪物、空白の一日。」
江川卓
作新学院で29奪三振の完全試合、甲子園を一人で支配した右腕。1978年11月、「空白の一日」をついた阪神入団から巨人への電撃移籍——日本中が賛否に割れた朝の新聞を、食卓で黙って読んだ記憶がある人は多いはずだ。小林繁との交換トレードで決着し、その小林がシーズン22勝を挙げた皮肉も、あの時代の野球が持っていた熱量だった。マウンドに立った江川の、あの滑らかなフォームから放たれる速球とカーブ。解説者になった今も「江川世代」という言葉は生きている。あなたにとって江川卓は、ヒーローでしたか、悪役でしたか。
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