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「スポーツ・遠足に森永キャラメル」
森永ミルクキャラメル
黄色い小箱を開けると、ひとつひとつが薄紙に包まれて整列している。口に入れてしばらく待つと、ミルクの甘さがゆっくりほどけてくる。遠足のリュックに必ず入っていて、運動会の前日にポケットにしのばせた。おばあちゃんが縁側でくれた一粒、病院の帰りに母が買ってくれた一箱。1913年から続くこのキャラメルは、時代ごとに違う誰かの「あのとき」に寄り添ってきた。甘さが溶け切る前にもう一粒手が伸びる、あの黄色い箱をあなたは最後にいつ開けたか。
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