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「俺のマシンは最速だ!」
ミニ四駆アニメ
テレビ東京の朝、星馬烈と豪の兄弟がサーキットを駆け抜けるたびに、小学生たちは学校へ行く前から心が燃えていた。マグナムセイバーのレッドボディ、ソニックセイバーのブルー──どちらを選ぶかで友達と意見が割れた。放送後のおもちゃ屋にはタミヤのパーツを探す子どもたちの列ができ、620ベアリングやローラーセッティングという言葉が小学生の語彙になった。コロコロコミックの攻略ページを切り抜き、筆箱にしのばせて授業中に広げる。アニメが火をつけ、コースが友情の場所になった。あのモーター音は、どんな音楽よりも速かった。
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