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「笑うしかないだろう、この世界じゃあ。」
ファイナルファンタジーVI
ドット絵がこれほど人の感情を揺さぶるとは、誰も予想していなかった。1994年、スーパーファミコンの小さな画面の中で、ティナは自分の力を恐れ、セリスはオペラハウスの舞台に立ち、ロックは死んだ恋人の面影を探し続けた。そしてケフカは笑いながら世界を終わらせた。世界崩壊後の廃墟に降り立ったとき、BGMが変わり、空気が変わり、ゲームがゲームでなくなる瞬間があった。「仲間と一緒に生きること」の意味を、14人のキャラクターたちが無言で問いかけてくる。あのラストを見届けたあとしばらく、現実に戻るのが惜しかった。
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