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「山、行ってみようかな。」
山ガール
スカートにカラータイツ、蛍光色のレインウェアにトレッキングシューズ——それまでの登山ウェアの無骨さとはまるで違うスタイルが、高尾山の登山道を彩り始めたのは2009年から2010年ごろのことだった。山ガールという言葉が雑誌の見出しに躍り、モンベルやノースフェイスがファッションアイテムとして語られ、アウトドアショップに女性客が増えた。屋久島でもスニーカーではなくトレッキングシューズを選ぶ子が増えて、「山ってそういう場所じゃなかったっけ」という戸惑いと「それでいい」という解放感が混在していた。あの頃、誰かと登った山の山頂の風を、今でも覚えているだろうか。
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