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「巨人・大鵬・卵焼き」
大鵬
昭和の子どもに「好きなものは?」と聞けば、この三つが返ってきた時代があった。第48代横綱・大鵬幸喜。樺太生まれのハーフ力士が、186センチの巨体で土俵を制し、優勝32回という金字塔を打ち立てた。柏鵬時代——柏戸との激しいライバル関係も含めて、大相撲がこれほど国民の日常に溶け込んでいた時代は他にない。千秋楽の日曜午後、茶の間のテレビの前に家族が集まり、解説の声に息を呑んだ。大鵬が踏み込む瞬間の、あの重さと静寂。あなたはどの一番を覚えている?
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